サークル活動による自己形成
自己確立への努力、自己形成への努力は、主として、大学時代に自覚的に行なわれるものです。
それまでは、ただ受動的に、無自覚的に自己形成がなされていたのですが、この時期の青年は、自己に目ざめ、自己を主体的に形成しようとする努力がみられます。
新しい自己、理想の自己を求めて、自己変革、自己改造につとめる・・・。
この自己形成の過程は、個人の社会観、人生観の形成過程と相関連するものであり、クラブ・サークル活動・ゼミナール・寮生活などは、その契機となるものです。
つぎに、サークル活動をとおしての自己形成についてみましょう。
「大学生活間もなく4年目になろうとしていますが、この期間が一番充実していました。
自分というものをみつめたり、相手と比較したり、何よりも考えることができるようになりました。
生まれて以来、はじめて、自分というものをみつめたような気がします。
それは、たいていサークルのなかででした。」